​掛川間税会

　令和６年の年頭に当たり、謹んでご挨拶を申し上げます。

　まず、元日に発生しました能登半島地震により亡くなられた方々に謹んで

お悔やみを申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。

　掛川間税会の皆様には、日頃から会活動を通じまして、税務行政に対し深い御理解と格別の御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

　貴会におかれましては昨年も、租税教室への講師派遣、管内の中学校を対象とした税の標語の募集、公益社団法人掛川法人会と小笠地方納税貯蓄組合連合会と共催で税に関する作品の表彰式の開催、緑のカーテンの設置など、租税教育活動や社会貢献活動を積極的に行っていただきました。

　中野会長をはじめ役員の皆様方の会活動に対する並々ならぬ熱意と御尽力に対しまして、心から敬意を表する次第であります。

　さて、昨年10月１日から、インボイス制度が開始されました。これまで国税当局としましては、事業者の皆様が必要な準備を進めることができるよう、周知・広報活動や、説明会の開催、事業者の皆様からの相談への対応などに取り組んでまいりました。制度開始後も、登録するか否かを検討している事業者の方に対しまして、引き続き丁寧な相談対応を行うなど、制度の定着に向けて、きめ細やかな対応をしてまいります。

　掛川間税会の皆様には、これまでもインボイス制度登録申請書の早期提出に向けた周知・広報活動など幅広く御協力をいただいておりますが、引き続き、制度の円滑な定着に向けて御協力を賜りますようお願い申し上げます。

　間もなく、令和５年分の所得税及び個人事業者の消費税の確定申告が始まります。当局としましては、マイナポータル連携による申告書の自動入力対象の拡大など利便性を向上しており、スマートフォンを利用した簡単・便利な自宅等からのe-Taxの推進に引き続き努めてまいります。特に、本年はインボイス発行事業者として初めて消費税の申告を行う事業者も多いと思いますので、自宅等からのe-Taxの推進等について御協力を賜りますようお願い申し上げます。

　結びに当たりまして、掛川間税会の益々の御発展と、会員の皆様の御健勝並びに御繁栄を祈念いたしまして、年頭の御挨拶とさせていただきます。