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中部電力㈱静岡支店
地域共生グループ
グループ長

中野 進

■掛川間税会長 挨拶(令和7年通常総会)

 掛川間税会通常総会の開会にあたり一言ご挨拶申しあげます。

 当会の運営につきましては、日頃より、格別のご理解とご協力を賜り、心よりお礼申しあげます。

 さて、昨年は、能登半島を襲った地震・豪雨による二重災害や、9月の宮崎県日向灘地震など、全国各地で多くの自然災害が発生しました。

 また、外交・安全保障面においても、長引くロシアのウクライナ侵攻や、中東情勢の緊迫化をはじめ、依然として続く、原材料費やエネルギー価格の高騰による国内の物価高は更なる広がりを見せており、生活実感の改善にはまだまだ時間を要するものと思われます。

 一方、私ども間税会に深いかかわりのある消費税につきましては、令和元年10月から税率が10%に引き上げられ、我が国の税体系の中で、最も大きな税収をもたらす基幹税となりました。加えて、令和5年10月からは、いわゆる「インボイス制度」が導入される等、消費税は新たな時代を迎えております。当会としても、こうした制度改正等を皆さまに正しく理解していただくため、税務当局等と協働した継続的な勉強会等の開催を行って参りましたが、引き続き諸制度の周知・広報等を積極的に行って参りたいと考えております。

 また、当会は全国間税会総連合会の基本方針を受け、消費税をはじめとした「税に関する周知・啓発活動」、中学生を対象とした「税の標語」募集活動、e-taxの利用促進やマイナンバーカード制度の適正利用の呼びかけ等の諸活動を行っておりますが、先ほども申し上げましたとおり、今や消費税は、福祉財源の確保や財政健全化の観点からも益々重要性が増し、国民の関心は一段と高まってきております。

 こうした現状を念頭に、当会の活動基本方針である税務知識の普及と地域振興等に寄与することを通じ、活力と魅力ある間税会運営に努め、会員の皆さまに入会メリットをお届けできる諸活動を模索し続けていきたいと考えてりますので、皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。

 

 最後になりますが、掛川税務署様におかれましては、大変お忙しいところ、ご臨席を賜り厚くお礼申しあげます。掛川間税会の運営に対する、日頃からのご支援には感謝の言葉しかございませんが、今後とも、掛川間税会への一層のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、私のご挨拶とさせていただきます。

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